2014年04月30日

腹水と胸水が溜まる原因と漢方温熱治療について

腹水とは!?

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体内にある臓器を包む膜を腹膜と言います。腹膜は臓器と臓器の摩擦を少なくするために腹腔と呼ばれる隙間を作っていますが、その腹腔には健康な人であれば通常20~50mlの水が有ります。その水が癌や肝硬変などの様々な病気によって体内の水分の代謝が低下することで貯留してしまい腹水になります。特に腹水が貯留することで余命に直結すると言われており、病院の医師も腹水が溜まったことで余命を宣告される方も多いようです。


腹水が貯留する原因として

腹水が貯留する原因として非炎症性腹水炎症性腹水があります。

非炎症性腹水とは漏出性の腹水とも言われてます。主に肝硬変や肝不全、心不全、ネフローゼ症候群などが考えられ腹水が貯留します。


非炎症性腹水(漏出性腹水)の原因

①低タンパク血症(アルブミンの低下)
肝臓で作られているものでタンパク質の一種になります。働きとしましては、血管内の水分調整をしてくれていますが、アルブミンが低下することで血管内に水分が保持できずに外に漏れ出してしまい腹水の貯留の原因になります。

②門脈圧の上昇
消化管を巡った血液は門脈(消化管から吸収した栄養成分などを肝臓に運ぶ血管)という血管に集まり肝臓に運ばれますが、肝硬変や癌により肝臓内に血液が運ばれなくなり門脈の圧力が上昇することで水分を血管外に押し出してしまうことで腹水の貯留の原因になります。

③腎機能低下による水分の排出低下
腎機能の低下により不要なものの排出ができにくい状態になります。腹水の排出経路は「尿・便・汗」となります。その為、腎機能が低下することで腹水の排出経路の1つである尿を排出する力が低下してしまい腹水貯留の原因になります。

炎症性腹水(滲出性腹水)の原因

腹腔内に炎症が起こり腹水が貯留します。
原因の疾患としては、腹膜炎、細菌性腹膜炎、癌疾患などが原因で起こります。炎症によって血管から滲出液が溢れ出していき腹腔内に腹水が貯留していきます。


西洋医学の腹水の治療

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腹水の治療としては主に「利尿剤」「アルブミン治療」「腹水穿刺」「腹水濾過濃縮再静注法」があります。腹水の排出経路としては「尿・便・汗」となります。その為、腹水のご状態にもよりますが、初期の段階では利尿剤でラシックスやスピロノラクトンを処方されご服用される方がいらっしゃいます。しかし、利尿剤のご服用を続けることで効果が弱くなっていきます。

また、強制的に尿を排出することや長期に服用することで腎臓に負担がかかり腎機能が低下してきます。

次の治療法として、アルブミン製剤の投与になります。アルブミンとは肝臓で作られているタンパク質の一種になります。肝硬変や様々な病気や食事が取れずに栄養状態の低下によりアルブミンが低下してしまい血管内の水分調整がうまくいかずに腹水が貯留する原因となります。その為、アルブミンを投与することで血中のタンパク質を増やす治療になります。しかし、このアルブミン治療は月にできる回数が決まっており、利尿剤と同様に繰り返し行うことで効果が弱まっていきます。


その為、最後の治療法として腹水穿刺になります。お腹に針を刺して腹水を抜く治療になります。腹水穿刺をすることでお食事が出来るようになった、身体が軽くなり動きやすくなった、息苦しさが軽減されてきたなどのメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。血圧の低下による倦怠感や腹水の中にも栄養分が入っているため栄養状態の低下、腹水の貯留するスピードが早くなるなどです。その為、腹水穿刺に似た治療方法として腹水濾過濃縮再静注法があります。

腹水を抜いて濾過濃縮して細菌などを除去した後に体内に必要なアルブミンなどの栄養分を体内に戻す治療法になります。腹水濾過濃縮再静注法も腹水穿刺をすることになりますので少しの体の負担はありますが、腹水穿刺のみに比べ栄養状態低下などの軽減になるため、QOLを落とすことが少ない治療法になります。


【血液検査の結果からわかること】

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腹水の方で特に注意しなければならない血液検査の項目があります。
※正常値はかかりつけの病院によって違います。


■アルブミン(ALB)正常値は4.0~5.0になります。

アルブミンは肝臓で作られているもので、血液中の蛋白質の一種になります。働きとしましては、血管内の水分の保持をしてくれる働きになります。しかし、このアルブミンが低下することで血管内に水分保持ができずに血管外に漏れ出してしまいます。

その漏れ出した水分が腹水の原因になりますし、その他にも浮腫みなどの原因になります。


■コリンエステラーゼ(CHE)正常値は200~460になります。

コリンエステラーゼは肝臓の栄養状態が把握できる数値になります。コリンエステラーゼが低下することで肝臓の栄養状態が低下してしまい「蛋白質の合成」する力も低下してしまいます。その為、「アルブミンの低下」に繋がり腹水が貯留する原因になります。

■C反応性蛋白(CRP)正常値は0.1~0.3になります。

体内の炎症を表す数値になります。癌や肝硬変などの炎症を伴う疾患や肺炎などの様々な原因でも数値が上昇しますが、この炎症が高くなることで、腹水が貯留の原因や、抜けにくくなる原因になりますので数値の上昇に注意が必要になります。

■クレアチニン(CRE)正常値は0.3~1.2になります。

腎臓の機能を表す数値になります。クレアチニンの数値が高いということは腎臓に負担がかかっていることが考えられます。腎臓に負担がかかっているということは体内の不要な水分が排出されにくいという状態です。腹水の排出経路の1つは「尿」となるため腹水の排出経路が閉ざされてしまいます。

■赤血球(RBC)正常値は男性440~550 女性380~500になります。

赤血球が低下することで、各臓器や細胞に栄養素や酸素が運ばれずに各臓器の機能が低下してしまいます。機能が低下することで体内の代謝が低下してしまい不要な水分などの排出する力も低下してしまい腹水が貯留してしまう原因になります。

【東洋医学による腹水の原因や対策】

東洋医学での考えとしては、腹水が貯留する原因として考えられている事として
体内の代謝の低下により血流や水分代謝の低下
癌や肝硬変など様々な疾患による身体の炎症
肝臓の機能の低下や栄養状態の低下によるアルブミンの減少

上記の3点が考えられています。

その為、上記の3点の対策として
血流を向上させることで各臓器の機能向上することで栄養状態の向上や水分代謝の向上
身体の炎症の対策
肝機能を高めるための対策


上記の対策をすることで体の全体の状態が安定して腹水・胸水・浮腫の対策となります。

では、漢方もたくさん種類がありますが、その中の一部をご紹介致します。
(※漢方は患者様の症状や体質により服用する漢方が異なります。)


基本的に漢方薬は、病院の治療と併用ができます。また、病院での治療やお薬での副作用の軽減の働きがあります。(※病院で漢方薬を処方される場合もございますので、その際は飲み合わせがありますので医師や薬剤師など知識を持った方にお尋ねしてください)

今回ご紹介させていただく漢方は「高麗人参」「田七人参」になります。


高麗人参(こうらいにんじん)

数千年の歴史のある高麗人参ですが、あまりに多くの情報がありすぎて高麗人参の効果の良さが伝わっていません。高麗人参の働きとして癌と闘うために重要な免疫力の向上させる力は非常に期待ができます。その免疫の中でも重要になってくるのが白血球の1種類であるナチュラルキラー細胞です。ナチュラルキラー細胞は体内に異常なウイルスや細胞が発生した場合、すぐさま駆けつけて破壊してくれる働きがあります。

その為、癌の発生の抑制や進行、転移の抑制になります。しかし、癌の治療のため「手術」や「抗がん剤」をすることでナチュラルキラー細胞の働きが低下してしまいます。(その他にも低下する原因はストレスや食生活などもあります)そのような治療を行う前に高麗人参を服用されている事でナチュラルキラー細胞の働きの低下抑制の働きもあります。また、治療後の体の状態が非常に良く辛い状態が軽減される方も中にはいらっしゃいます。

また、ガンによって起こる、貧血や体力低下、食欲不振、倦怠感などの緩和にも有効です。さらに癌治療の「手術」「抗がん剤」「放射線」などによる胃、肝臓、大腸、骨髄の負担を軽減してくれ、機能の回復の対策にもなります。


商品参考ページ

高品質 高麗人参の詳細
(濃縮タイプで吸収率が良く、高品質六年根高麗人参)

東洋医学によるがん治療
(癌の際よく処方される漢方薬の纏め)


田七人参(でんひちにんじん)

田七人参は特有の効能を持つため、中国では昔から非常に希少価値があるものと考えられているものです。特に田七人参の働きとしては、人間の健康にとって重要な部分である「血液の質」や「血液の流れ」と整えてくれるものになります。癌患者様の場合、今までの治療により血液の質や血流が低下していることが考えられます。血液の働きとしては栄養や酸素を各臓器や細胞に運んでくれる働きがあります。

その為、血液の質や流れが低下することで各臓器や細胞に栄養や酸素が届けられずに、各臓器の機能の低下や体の栄養状態の低下の状態になってしまいます。また、抗癌剤の副作用として「痺れ」「麻痺」の症状が出る方もいらっしゃいますが、この症状も血流の低下が考えられます。その他にも血流がよくなることで体温が上がり免疫力が向上されます。その為、田七人参には「各臓器の機能活性」「栄養状態の向上」「免疫力の向上」などの働きがあります。

その他にも田七人参の働きは、癌による非常に辛い炎症(痛み)を軽減させてくれる抗炎症作用。癌の手術後による出血を軽減させてくれる止血作用などの働きもあります。また、「田七人参」は肝炎や肝硬変などや腎臓病や生活習慣病(高血圧、糖尿病、動脈硬化など)の多くの慢性疾患の対策にもなります。


※上記2種類の漢方薬を紹介させていただきましたが、癌の進行状態や体の状態により個人差がございます。

※上記2種類を服用する際は、医師又は薬剤師に確認してください。


田七人参 参考ページ

田七人参 正規品販売店
(世界が認めた高品質田七人参・錠剤タイプで飲みやすい)


癌と癌の進行に伴う腹水・胸水の対策法について

漢方薬+温熱による癌・腹水対策

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基本は病院の治療となりますが、病院の治療のサポートとして漢方薬温熱療法があります。東洋医学では癌や肝硬変、腹水などの様々な疾患は血液の流れが停滞することで起こると考えられています。

血液の流れが停滞することで体内の代謝の低下が起こり水分代謝の低下に繋がっていることが考えられます。また、癌・腹水患者の方は身体が冷えている方が非常に多くいらしゃいます。その為、全身を温め血流を良くすることで体内の代謝の向上させ結果、水分代謝の向上に繋がります。

その他にも栄養素が各臓器にしっかりと運ばれることで、臓器の機能向上や体の栄養状態の向上、免疫力の向上につながり腹水だけでなく癌や肝硬変などの疾患の症状の軽減に繋がります。しかし、癌や肝硬変を伴う腹水の方の場合は血液の流れは酷く低下しています。その為、漢方薬も血液の流れを向上させてくれるものもありますが、正直、漢方薬だけでは難しいので、温熱と併用することで漢方薬の効果を高め、さらに血液の流れの改善になります。

温熱療法は病院でも行われている治療になり、抗癌剤や免疫療法の効果を高めるために実施されている場合もあります。

ただ、患者様の中には、病院まで通院できない方、ご自宅で温熱を取り入れたい方は遠赤外線を使い全身を温めてくれる全身温熱シートなども良いでしょう。全身温熱シートは、マイルドな温熱効果で全身の血流量を高め、体の隅々まで血液の流れを良好にし、全身を温めていきます。

※ポイント・温熱は一部だけを温めるのではなく、全身を満遍なく温めることで血流・水分代謝の向上に繋がりやすいとされています。

※夏でも内臓レベルでは“冷え”が生じ、血流が滞ることがあります。「血流の滞り」に季節は関係ありません。夏でも遠赤外線温熱には有意性があるとされています。

今後、癌による自覚症状の抑制や癌を発生するのを防ぐ対策をお考えの方は分かりにくい文章かもしれませんが、少しでも参考にしていただけたらと思います。



温熱参考ページ

全身用温熱シート
温熱・遠赤外線効果で全身の血流を高め代謝の向上を促す!)

※↑医療用具ではありませんので、健康促進等の補助目的で御使用下さい。

温熱療法の効果-自宅で行う全身温熱法
温熱療法の効果や併用治療などを詳しく解説!)


温熱参考動画
『岩盤浴マットで血流が劇的に変わる!』





posted by 山本 at 11:33| Comment(8) | 腹水 漢方 | 更新情報をチェックする
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